開運のコツをつかむ前にまずは開運についての正しい知識を身に付けましょう。
車の運転や包丁の使い方と同じく、開運のコツを掴むには、開運そのものついて正しい知識がないと、開運のコツを知り実践することは、かえって不運を身に付けてしまうことにもなりかねません。
じれったいかも知れませんが、まずは開運についての正しい知識を身に付けることから始めてみましょう。
開運とは文字通り、「運」を開くことです。
では「運」とは何でしょうか?
一般に「運」とは、人の力や努力、意思ではどうする事も出来ない、見えない力で人や社会に影響を与える力(および力作用)を言います。
また一般に運には良運と悪運とがあり、それには一種の独特な「流れ」があると信じられています。
つまり、サイコロを6回ふれば、それぞれの出目は1回づつ出るはずであるのに、まずめったにそうはなりません。サイコロを6回ふれば同じ数字が重なることもあるし、6回中1回も出ない数字があったりもします。
またこの時の出目の順番は次のときには全然変わってしまいます。つまりこれは何の数字がいつどの順番で出るかは、まさに「運」の「流れ」次第です。もちろんサイコロを振る人間が故意に細工をすれば話は別ですが・・・。
このように「運」は目に見えないどうしようもない「力」が、その時々の「流れ」で人に何らかの作用を及ぼし、それによって人は、「幸運」や「不運」を甘受する事になります。少なくともそう一般に理解されているのが「運」です。
しかしこの理解はほぼ正しいと言えますが、100%正しい理解・解釈ではありません。
と言うのは、「人の努力や意思ではどうしようもできない」、という部分がまんざらそうではないからです。
「運」は人の努力や意思である程度その「力」や「流れ」を左右できるからです。
え?そんな事出来るわけがない?そんな声が聞こえてきそうですね。
でも果たしてそうでしょうか?
少なくとも多くの日本人、いや地球人は、「運」は自身の努力や意思ではどうする事も出来ないと思っている反面、でもどうにかなるかも知れないとも思っています。
その証拠に、日本でも海外でも、困ったことがあれば神頼みもしますし、占いやおみくじ、お守りや開運グッズ、またジンクスなどについても、年齢・性別・人種や文明・文化・時代問わず、人々の関心を常に集めているのが現実です。
そしてまた、世の中には不思議と、「運」が味方しているのか「ツキ」に味方されているかのような人がいます。しかもその数は、多くはありませんが、少なくもない人数でいています。統計を取ったわけではないので一概に多い少ないとは言えませんが、それでも私たちの身の回りや知り合いにもそう思わず感じてしまうような人はいるハズです。そしてそう言った人たちは、やはり「運」が味方してくれるよう何かしらの努力を心がけています。
では「運」はどのような努力をし意思を持てば「味方」につける事ができるのでしょう?
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